Seeds学院高等部の授業「Seedsタイム」、今回はSeeds学院高等部主任の高橋先生の授業です。テーマは「日本の心」 う~ん、なんとも趣のある良い響きですね。
テーマを聞いてとても興味を持った私は、体験生2組と共にこの授業を受けてきました。
わずか小一時間の時間ではありましたが、気づき満載そしてとても楽しい~授業でした!
授業の導入時には5分間「日本音楽」を静かに聞き入るところからスタート。
まずは、心を整えるところから・・なんとも「日本らしい~」入りです。
で、どんな内容かと申しますと、起源は飛鳥時代と言われる「短歌」の世界です。
5・7・5・7・7の計31音で作者の「心」を表現する短歌。
5・7・5を「上の句」、7・7を「下の句」と呼ぶのですね。
そして、今回の授業では、なんとペアの相方が作った「上の句」に、もう一人が「下の句」を続けて一つの短歌を完成させるというものです。
他者が表現した「心」に思いを寄せて、自分の「心」を合わせていくという絶妙な共同作業が非常に深く楽しい体験となったようで、子どもも大人も大盛り上がりでした!
合作の短歌が紹介される度に「お~~」という大きな感嘆の声、そして時にユニークな出来栄えに大笑いの作品もあり、とても楽しい授業となりました。
今回のテーマは「冬」いくつかをご紹介しますね
〽️寒い日に 今年はじめて 雪が降る 白い吐息と かじかむ手足
〽️雪つもり 雪を投げつけ きれられる 怒りすぎだろ しばいたるぜよ
〽️白銀の 大地見渡し きれいだな 僕はひたすら 頂上めざす
〽️冬が来て 日の出が遅れ 寝坊する 時刻は十時 二度寝確定
〽️お正月 家族団らん みかん食う けらけら笑う 年の始まり
〽️年の瀬に みんなで家中 掃除して 見つけほころぶ あの頃の写真